暗記から思考力へ:大学入学共通テストから見る中学入試の今後

2022年5月19日

昨日まで1/16(土)、1/17(日)と従来のセンター試験に代わる、大学入学共通テストが実施されました。

試験を受けられた受験のみなさまお疲れ様でした。

今年からの初めての試験ということで試験対策も過去問や傾向中心の従来までのやり方とは違った勉強だったと思いますし、何よりコロナ渦で学校や予備校などの環境の変化にも対応しながら勉強を続けることはさぞ大変だったと思います。

さて、新聞やニュースでも今回の入学共通テストの内容について取り上げられています。

従来のセンター試験まで重視されていた「知識(暗記)」からたくさんの情報やデータを読み取り、その中から回答を導き出す「思考力」へ問題の傾向が変わったとの声が多くあがっています。

また、国語・数学に関しては記述式が導入される予定でしたが、途中で導入が断念され今回はマークシート方式のみの試験となりましたが、ここで求められるのが「表現力」になると思います。

「知っている」か「知らないか」ではなく、自分の頭で情報を整理して答えを導きだしそれを表現する。

今後もこの力が重視される傾向は変わらないと思います。

スマホに向かって知りたいことを話しかければ、検索結果が表示されてたくさんの情報を得ることができる現代です。

頭に知識を蓄えることも大事ですが、この情報社会の中で、膨大なデータや情報を取得し、その情報を整理し活用し、解決策や回答を導き出し、それを相手にわかるように発信して伝える。

そう考えると、これからの情報社会で世の中をつくっていく能力と考えれば当然とも言える話かと思います。

さて、大学入試試験が今回の大学共通テストにより思考力を重視する傾向に変わりましたが、この流れは当然に大学だけでなく高校入試、そして中学入試にも影響があると思います。

中学入試では既に難関校の一部は記述式や思考力を重視した問題が増えているという記事も見受けられますが、
今度もその傾向は益々増えていくように思えます。

中学受験に向けて日々塾に通っていると、新しい単元が次々出てきてどうしても覚えることに意識がいってしまいがちですが、「自分で考えて表現する」というトレーニングも意識して行っていった方がよいと感じました。