私立中高一貫校でかかる費用は6年間で約700万円

2022年5月31日

中学受験は塾の費用も高額ですが、私立中高一貫校の学費はそれ以上にかかるため、学費がどれぐらいの金額なのかを事前に把握しておくことが必要です。

今回は、私立中高一貫校の学費について紹介します。

パパ

私立中高一貫校の学費について紹介するよ。

私立中高一貫校でかかる費用は6年間で約700万円

私立中高一貫校に通う場合の学費は実際にどれぐらいの金額なのでしょうか。

結論から先に書くと、私立中高一貫校に通った場合の学費の総額は6年間で700万円程度と考えられます。

この金額の根拠としては、文部科学省が平成30年に幼稚園から高校までの公立・私立のそれぞれの教育にかかる費用の調査を行った結果をまとめた「子供の学習費調査」が参考になります。

子供の学習費調査では、幼稚園から高等学校までの間の公立と私立の学費は以下になります。

 公立私立私立と公立の差(私立÷公立)
幼稚園649,0881,584,7772.4倍
小学校1,926,8099,592,1455倍
中学校1,462,1134,217,1722.9倍
高等学校1,372,0722,904,2302.1倍
幼稚園・小学校・中学校・高等学校ごとの公立と私立の学習費総額(単位:円)

私立の中高一貫高に6年間通った場合には、中学校で400万、高等学校で300万円の約700万円程度がかかることがわかります。

中学受験のための進学塾の費用が4年生から6年生までの3年間で大体300万円程度です。

つまり、中学高校6年間の学費700万円と塾3年間の300万円の1000万円が私立中高一貫校に進学するとかかる費用だと言えます。

子供が1人なら1000万円、2人なら2000万円。

さらに大学に進学する場合には、大学の学費がかかるため、公立や国立の学校に進学する場合と比較して、教育費が多くかかることになります。

尚、今回は私立中高一貫校の話ですが、私立の小学校に通った場合には、小学校6年間で約200万円の学費の公立に対して、私立は960万円と実に5倍の差があります。

私立小学校に通うだけで約1000万円かかるので、小学校から私立に通う場合はプラス1000万円の学費がかかることになります。

パパ

私立中高一貫校に通うには1人1000万円はかかると考えて、
計画的にお金を準備しておく必要があるんだ。

私立中高一貫校は公立の約2.5倍の学費

中学校・高等学校にかかる学習費総額について、公立と私立の差を見てみましょう。

中学・高校の学習費総額は、公立が280万円に対して私立は712万円となり、公立と私立に2.5倍の差があることがわかります。

 公立私立私立と公立の差(私立÷公立)
中学校・高等学校2,834,1857,121,4022.5倍
中学校・高等学校6年間にかかる学習費総額(単位:円)

私立中高一貫校の年間費用は中学1年が最大

次に、中学校・高等学校の学年別にかかる学習費総額をみてみましょう。

  公立私立
中学1年456,5821,624,661
中学2年436,1831,230,122
中学3年569,3481,362,389
高校1年507,9801,160,016
高校2年460,470893,127
高校3年403,622851,087
中学校・高等学校6年間にかかる学習費総額(単位:円)

公立の場合、中学1年生から高校3年生まで同程度の金額で推移しているのがわかります。

私立の場合、中学と高校では中学の方が全体的に学習費総額が高いことがわかります。

さらに中学校の中では、中学1年生が1番学習費総額が高い学年であることがわかります。

その理由としては、私立の場合、入学金や寄付金など入学時の諸費用にある程度の費用がかかるため、中学1年生と高校1年生のタイミングで、それぞれが学習費総額が高くなっていると言えます。

私立の中学校・高等学校に6年間通わせる場合の学習費総額は約700万程度です。

学年や時期により支出の大小はあるものの、単純計算で月12万円の支出となりますので、学費として月12万円を払うことができるかどうかが、私立の中高一貫高に通わせられるかどうかの大まかな目安になると思います。

人生で最も高額な買い物はマイホーム(家)の購入と言われますが、子供にかける教育費用も、大学卒業までにかかる金額を合計すると相当な金額になります。

中学受験を考える場合には、小学校3年間の塾費用、中高一貫校に通う6年間の学費だけでなく、その先の大学4年間の学費も加えた教育費用を想定しておくことが大切です。

パパ

教育費は大学卒業までの期間を含めて考えておくことが大切だね。
家族のライフイベントを元にライフプランを立ててみよう。